2020/05/31
日ごろ患者さんから、「湿布はどういうときに貼ればいいんですか?」と聞かれることがあります
今回は湿布のうまい使い方についてお話していきます
まずは効果についての説明からしていきます、大きなものは<消炎>と<鎮痛>です
消炎とは炎症を抑えてくれる効果のことです、足首をひねったりすると腫れなどが炎症にあたります
鎮痛は痛みを和らげてくれる効果のことです
つまり消炎の説明でも触れましたが、けがをしたとき腫れて痛みがあるときは湿布がよく効きます 注意事項なのですが湿布自体は貼ったとき冷たく感じるだけで<冷やす効果はありません> なので腫れがひどい場合は水や氷で冷やしてから湿布を貼ってしかるべき医療機関に行ってください
次に湿布が効きにくい症状についてお話します 上記のけがの反対、慢性の症状については効果を発揮しにくいです
けがの場合は炎症を抑えたり、安静にすることで痛みを抑えて治すことが出来ます しかし、慢性の症状は運動不足や姿勢など日常生活から筋肉に硬さがでて症状がでていることが多いです
最初にお話ししたように湿布の効果は、<消炎>と<鎮痛>なので慢性の症状に対しては痛みは多少とれても 根本的な原因の解決にはなっていないので繰り返し痛みがでてしまい、効いてないように感じると思います
けがなど<急性>の症状には湿布が効果的です! 反対に肩こりなど<慢性>の症状には効果が十分に発揮されないと思います
なので痛みを我慢せずに原因を突き止めて治療することが大切です 当院では慢性の症状に対しては自費での対応をさせていただいてます、症状ある方は一度ご相談ください